外壁塗装工事に入る前、最終的に色の確認をするために塗板見本が使われます。A4サイズのものが一般的です。ただ、その塗板見本も使い方を間違えてしまうと、意味のないものになってしまいます。そうならない為に、塗板見本の良さや正しい使い方を知ったうえで色選びをすることで、より満足のいく色選びができるでしょう。
今回は塗板見本のメリット、うまく活用する方法をお伝えします。
- 色の面積効果が出にくい
塗板見本は塗料のカタログや色見本帳に比べ、A4サイズと大きいため、色の面積効果が出にくいのが大きなメリットです。色の選び方に迷った際、小さな面積で試すと色の影響が強く出すぎてしまうことがあります。しかし、塗板見本を使用することで、色のバランスや全体の雰囲気をより正確に確認することができます。
- サンプルがA4サイズで大きく見られる
塗板見本は通常A4サイズの大きさです。この大きなサイズのおかげで、色や質感をより詳細に見ることができます。小さなサンプルでは見えにくい色のニュアンスや質感も、A4サイズの塗板見本ならばはっきりと確認することができます。これにより、理想の色や仕上がりをしっかりとイメージすることができます。
- 塗板サンプルを実際の外壁に合わせて確認できる
塗板見本は持ち運びやすく、実際の外壁に当てて色を確認することができます。これにより、自宅の外壁にどのような色が合うか、実際の場所での見た目を確かめることができます。外光や周囲の環境によって色の印象が変わることもあるため、実際の場所での確認は非常に重要です。塗板見本を使うことで、最終的な色の選び方をより確実にすることができます。
まとめ
外壁塗装の色選びは、外観の印象を大きく左右する大切なステップです。塗板見本を使用することで、色の面積効果を抑えつつ、A4サイズで詳細に色を確認することができます。また、実際の外壁に合わせて色を確認することで、最適な色の選び方を見つける手助けとなります。ぜひ、塗板見本を活用して、理想の外壁色を見つけてください。
