宇都宮店

ツヤのある外壁塗料選びの注意点:美しさと耐久性を両立させるポイント

歩いていると、通りすがりに眩いばかりの光沢で目を引く家やお店を見かけることはありませんか?そうした建物は外壁に“ツヤのある塗料”を塗っているケースがほとんどです。

ツヤツヤピカピカと輝いているため、外観が美しく、まるで新築したばかりのような印象を与えます。

艶有塗料で塗装を施すと、表面に凹凸が少ないため、汚れが付着しにくいという特徴もあります。しかし、注意が必要な点もいくつか存在します。

●耐久性の長さ: 艶有り塗料は耐用年数で艶無し塗料よりも1.5~3年程度、長いと言われています。この長い寿命は、塗膜表面が平滑で汚れが堆積しにくいことに起因しています。

●調整剤の影響:艶が無い艶消し塗料は、ツヤを無くすための調整剤を添加して作られています。これにより、耐久性が劣る可能性があります。そのため艶がなくなる程、耐久性が低くなるというからくりです。

【注意点】

●経年劣化でツヤが消える: 艶有り塗料でも経年でツヤが消えていくことがあります。

●光沢がありすぎる: 色やデザインによっては、過度な光沢が不自然に映ることがあります。

●外壁の種類による影響: 特定の外壁には艶が目立ちすぎる場合があります。

●安っぽく見える可能性: 過剰な光沢が逆に安っぽく見えることがあります。

艶有りを選ぶ際は、これらのポイントを考慮しましょう。艶が持つのは3年ほどであり、その後は艶がなくなっていくことを理解しておくことも重要です。外壁塗装で理想の仕上がりを実現するためには、塗料の種類に加え「艶」の慎重な選択が大事だということを覚えておきましょう。